世界の都市まとめ

エル・カラファテ | アルゼンチン

エル・カラファテの都市情報

ペリト・モレノ氷河の玄関口

エル・カラファテは、ウプサラ氷河などの水が流れ込むアルヘンティーノ湖に面したアルゼンチンの都市。以前はごくごく一般的な都市だったが、付近にあるロス・グラシアレスが世界遺産となってから状況は一変、人気の観光地となった。

ロス・グラシアレス公園にはペリトモレノ氷河があり、透き通るように美しい氷河と、その崩壊を楽しむ事が出来る。

ハイシーズンの夏季は航空機の便が増える為、アクセスしやすくなる。ブエノスアイレスからエル・カラファテ空港までの直行便がある。バスも出ているが、ほとんど値段は変わらない。早く行きたいなら飛行機、道中で大自然を楽しむならバスが良さそうだ。

ロス・グラシアレスは47もの氷河群を擁する氷河地帯。南極大陸、グリーンランドに次ぐ世界で3番目の面積を持つ。おおよそ南緯46度から南緯60度に含まれる、いわゆる亜南極域に存在する街。冬の最低気温が比較的高いため氷が溶けやすいので、氷解と氷結を繰り返す。その関係で、南米という、寒いイベントとは無縁に思える地で氷河の崩壊を楽しむ事が出来る点から非常に人気の地となっている。

ベストシーズンは崩壊を見れる12月～3月。アルゼンチンでは夏となる。