テオティワカン遺跡

メキシコ
Photo by Gorgo
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(Photo by Gorgo
メキシコの首都メキシコシティから北東に向かって50kmほど進んだところに、巨大な宗教都市遺跡テオティワカンはあります。

世界遺産に登録されていますが、1987年と割と早めに登録されていました。

当時のアメリカ大陸で最大規模を誇ったメソアメリカの中心都市として機能していたこの遺跡ではテオティワカン人の宇宙観や宗教観を感じる事が出来ます。

テオティワカン遺跡を見る前に、少し歴史や文化に触れておくと、より一層、旅が楽しくなると思いますよ♪

テオティワカンの基礎知識

こにちは!たびっこだよ♪
テオティワカン人は紀元前2世紀から6世紀まで繁栄したテオティワカン文明の中心でもあった宗教都市に住んでいた民族なんだよ。主にアステカ神話としての方が有名だけど、メソアメリカ文明でも信仰対象だったケツァルコアトル水神トラロック、その妻のチャルチウィトリクエ、植物の神シペ・トテックなどが祀られていたんだって。

推測だけど都市規模から考えると神官のような権威的存在を始め、縦社会化され、統治組織も存在したと考えられてるんだ。テオティワカンという名前も「神々の座所」って意味なんだよ。遺跡には太陽のピラミッド月のピラミッドケツァルコアトルの神殿など、信仰を垣間見られるエリアが確認出来るよ。

テオティワカンはまだまだ謎が多くて、特にテオティワカンが滅んでから15世紀までこの規模の大都市が無いのに、なぜ滅んだかすらわかってないそうよ。歴史から消された都市とも言われてる神秘的な遺跡なんだ。うーん、わくわくしちゃうね♪

テオティワカンの不思議

まだまだ分からない事が多いテオティワカン。滅亡の理由も含め、住んでいたテオティワカン人についても不明な点が多くあります

都市の規模からして、当時の推定人口は10~20万人。これはローマ帝国にも匹敵する規模です。大きさだけではありません。天文学を計算された設計やこの大規模に栄えた高度な文明都市が7世紀に忽然と姿を消してしまいます

テオティワカンの都市はしっかりと区画整理をされた計画的な都市である事が見て取れます。これは数学的知識や天文学が必要とされますが、テオティワカンには文字があった形跡がありません

また、見どころの太陽のピラミッドと月のピラミッドも高度な知識が無ければ計画すら立てられません。太陽のピラミッドは世界で3番目に大きいピラミッドです。文字を使わずにこれほど高度な知識を得て使いこなすのは現代では考えにくい事です。

14世紀にアステカ人によって発見され、「テオティワカン(神々の座所)」と名付けられましたが、まさにその名にふさわしい、未知の都市というわけですね

おもな見どころ

主な見どころは前述している太陽のピラミッド、月のピラミッドに死者の大通りと呼ばれるストリート、ケツァルコアトルの神殿などです。

太陽のピラミッド

Photo by Peter Andersen


(Photo by Peter Andersen)
遺跡に入って最初に見ることになると思います。駐車場から進むと見えてくるピラミッドが太陽のピラミッド。

高さは65mほど。階段は250段近くありますが、踊り場がいくつかあり、休憩しながら登れますのでぜひ頂上からの景色を楽しんで

年に2回、太陽がピラミッドの真上に来て、真正面に沈むように計算して設計されています

オラ!たびどんですたい!
太陽のピラミッドでは毎年3月21日に100万人が詰めかけるお祭り(春分の祭り)があるっちゃんね!この日はアステカ暦では新年。ピラミッドの頂上で太陽の光を浴びると神々から力を授かれるという言い伝えがあるばってん、文明が進んだ現代は更に上空へ、気球で空に昇り太陽のエネルギーを貰う恒例行事があるばい!

月のピラミッド

Photo by Peter Andersen


(Photo by Peter Andersen)
太陽のピラミッドの頂上からも見える、もう一つの巨大ピラミッドが月のピラミッド

死者の大通りを通った先にあります。高さは太陽のピラミッドとあまり変わりませんが、土地が高い場所にあるためで、ピラミッド自体の高さは20mほど低い40mになります

正面には大きな広場があり、この広場の周りにも様々な建物がある事から、重要な宗教的行事などが行われていた場所と推測されています

近年、死者の通りからこの月のピラミッドに向かって地下通路が見つかりました。この通路は十字を描いており、その中心がちょうどピラミッドの頂上の場所と一致しているそうです。このような設計から神殿でもあり墓でもある可能性も出ているそうです

死者の大通り

死者の大通りは太陽のピラミッドから月のピラミッドへ進むときに通る道です

この名はテオティワカンの正式名ではなく、遺跡を発見したアステカ人が最初は墓だと思った事、この通りに多くの死体が横たわっていたことからこう名付けたそうです

ここではカラフルなピューマの絵が描かれているのを見る事が出来ます。メキシコから南下した南米ペルー等でもピューマが神聖な生き物として祀られている事も多いのですが、何か関係があるのでしょうか

ケツァルコアトル神殿

豊穣の神である蛇の神、ケツァルコアトルを祀った神殿で、太陽のピラミッドから南に進んだ先にあります

高さ20mほどの神殿で、羽毛の生えた蛇のケツァルコアトルを始め、さまざまな生き物が彫刻されており、状態も良く美しい装飾を見る事が出来ます

ここでは後ろに手を縛られた人の人骨が100体以上見つかっている事から、生贄に捧げられた祭壇であった可能性もあるそうばい・・恐ろしか~・・記録は無いばってん、後のアステカ文明でも多くの生贄を捧げていることから、このころも生贄の風習はあったかもしれんちゃんね

気球にのって大空から遺跡を望む


unsplash-logoJeison Higuita
テオティワカンでは春分に気球フェスティバルが開催されますが、通常の日でも気球ツアーサービスがあります。

割と安めで観光客にも大変人気です。大空から月と太陽のピラミッドを望む1時間遊覧など、メキシコシティのホテルへの送迎も込みで1人2万もしませんので予算に余裕がある方は気球観光もお薦めです。

アクセスや注意点など

テオティワカンの観光の際の注意点などをまとめておきます

  • 高度2200mの高所なので酸欠に注意
  • 高所の為、日差しは強い。帽子などで日焼け対策を
  • 入場料は75ペソ(2019年現在)。カメラ持ち込みは別途
  • 水分を持っていくようにする
  • それなりの距離を歩く上に足元も良くはないので歩きやすい靴で行く
  • 文化財保護の観点から、立ち入り禁止区域があるので注意

旅慣れた皆には言うまでも無いかもしれんばってん、ここは外国、特に中南米は世界的に見ても治安が良いとは言えないエリアたい。観光地であっても周囲にもしっかり気を配り、トラブルのないようにして楽しい旅にしてほしいっちゃんね!

アクセス

アクセスは割とハードル低めです。首都のメキシコシティからたった50kmなのでバス、ツアー、タクシーと様々な方法で日帰りで気軽に向かう事が出来ます

最も一般的なのは手軽で安価、安全な点で人気のバスルートです。バスは北バスターミナルから出ているので、宿泊しているホテル等の最寄の駅からメトロでセントロ・ノルテ駅を目指します。メトロはスリなどが多いので注意してください

北バスターミナルに着いたら建物に入り、左側に進みます(Sala 8の方向)。すると、ピラミッドのロゴを使ったバス会社のブース(Autobus Teotihuacan)が見えるので往復チケットを購入します。このバス会社の9割はテオティワカンへの観光客なので簡単な言葉でも通じます。

バスは15~30分間隔で頻繁に出ているので乗り遅れそうになったら無理せず次のバスで行きましょう。

バスならハイウェイを1時間ほど走れば到着します。降りる停留所は遺跡前です。運転手がPiramide(ピラミッド~)と言ってくれますし、外国人観光客が降りていくので分かると思いますが、不安なら「サンホアンの次」と覚えておくと安心です。

降りたらすぐにピラミッドが見えますのでその方向に進めばチケットブースも見えてきます。入場料を払って観光をお楽しみください。遺跡は広いので帰る時間を考慮した上でスケジューリングしてくださいね。良い旅を!

エリア

メキシコ メキシコシティ

交通例

成田⇒メキシコシティ⇒北バスターミナル⇒テオティワカン

言語

スペイン語

通貨

ペソ

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