パムッカレの石灰棚(ヒエラポリス-パムッカレ)

トルコ
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(Photo By miquitos)
トルコの観光名所といえば、カッパドキアと同等に人気のスポット、パムッカレの石灰棚

二酸化炭素を含んだ弱酸性雨が台地を作っている石灰岩中に浸透、地表に湧き出て温泉となり、石灰が沈殿して、パムッカレの石灰棚を作り出したそうです。

真っ白なひな壇のようで、暖かい温泉にもつかる事が出来ます世界遺産にも登録されており、トルコ西部のデニズリ県に位置します。同じ場所に、ヒエラポリス遺跡もありますよ。

この世のものとは思えない景観

メルハバ!たび丼ですたい!
パムッカレの石灰棚、すっごい景観たいね~。純白の段々に透明感ある温泉という不思議な組み合わせ。白とエメラルドグリーンの組み合わせだけど、リゾート地のような青さは無い、というのがリゾート好きのたび丼としてはとてもシュールな感じばい(笑)
(Photo By +anaraquel+)

滑るから足元注意・・の必要はなし!?

こにちは!たびっこだよ♪
真っ白でつるつるに見えるな足元に水がひたひた・・・どう想像しても危なそうだし、たび丼なら「足元要注意ば~い!」とか言いそうだけど、実はそれほど滑らなかったり。足元は結構ザラついてて、意外と安全らしいよ!とはいえ、注意するに越した事はないし、場所によっては滑りやすいかもしれないので一応注意してね!安全に楽しく旅しよう♪
(Photo By astique)

古代遺跡の沈む温泉に浸かろう!

Hierapolis and Pamukkale, Turkey: Curative Waters – Rick Steves’ Europe Travel Guide – Travel Bite

パムッカレの石灰棚には1箇所だけ、温泉に浸かることが出来る場所があります。

そこには同じ場所にあるヒエラポリス遺跡の残骸の石柱などが沈んでいる、独特の温泉を楽しむことができます。

1箇所しか無い為、混浴になるので皆、水着で入りますので、入る場合はお忘れなく!近くにはカフェもあるので休憩も出来ますよ。入浴料金は2000円でおつりが来る程度です。(2010年現在)

実はちょっと危機的な状況・・・

パムッカレの石灰棚は世界遺産に登録されており、その景観を残す義務がありますが、実は少々危機的な状況に陥っています。

以前は広い範囲で見ることの出来たパムッカレの石灰棚ですが、ここ最近になって、白い部分がなくなり、茶色く、温水は黄色く変色しているそうです。

ここ数年はホテルの建設ラッシュ。ホテルには温泉を設備するところも多く存在します。パムッカレの石灰棚は冒頭でもお話したように、「温泉」が石灰棚を作り出す過程でも必要な要素になっています。

ホテルの乱開発で温泉は枯れ始め、石灰棚まで温泉が回らなくなってきているらしく・・今では保護対策がなされ、近場のホテルやレストランは撤去され、石灰棚への入場制限や、裸足入場の義務化などで少しずつ戻り始めて入るものの、時間はかかりそうです。

パムッカレの石灰棚は世界遺産にも登録されていますが、その理由のひとつは「ひときわ優れた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象」で、地球上でも貴重な場所。なんとか残してほしいものです。

ホテルを建設するのは観光収益が目的だとは思いますが、その観光客を多く呼んでいる観光スポットが無くなってしまっては本末転倒。早く元の美しい景観に戻って欲しいですね。
(Photo By jdelard,filippo.salamone)

エリア

トルコ デニズリ

交通例

成田⇒イスタンブール⇒デニズリ【バスで10時間】⇒パムッカレ【バスで20分】

言語

トルコ語

通貨

新トルコリラ

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