スイスはグラウビュンデン州にあるマイエンフェルトは、 ヨハンナ・シュピリの児童文学小説「アルプスの少女ハイジ」の舞台とされる、のどかな村。
ハイジが国民的アニメとなった日本からの観光客を筆頭に、各国の人々がこの小さなハイジの故郷を訪れます。
チューリッヒから国鉄でおよそ70分。各駅停車しか停まらないマイエンフェルト駅を降りると、素朴なブランディス城、村役場、水飲み場など、アニメで見たような世界が静かにひろがっています。
また、ワインの生産地でもありブドウ畑が続いています。マイエンフェルト最大の観光は、ハイジゆかりの地を巡るハイキングです。
(Photo By wikimedia,wikimedia)
ハイジの道をハイキング!
ハイジゆかりの散策には、ハイジの道(Heidiweg)というハイキングコースがあります。
道中にハイジの案内板や木彫りのモニュメントなどもあり、休憩の楽しみになっています。
赤コースと青コース、草原コースの3つがあって、それぞれの標識を頼りに進みます。
(Photo By wikimedia)
【赤の道】なだらかな道のりで、気軽な散歩向け。
⇒マイエンフェルト駅からハイジの泉を通り、ハイジホフ、ハイジハウスへ。
(所要時間:約2時間)
【青の道】ハイジハウスから、さらに山を登る本格的な軽登山コース。
⇒山の頂上付近にある、アルムおんじの山小屋を目指す。
(所要時間:約4.5時間)
※道中の分岐点で、ペーターの家へ向かうことも。
※コースの山道をさらに行けば、ヨハンナ・シュピリがハイジの構想を練ったといわれるイエニンス村を経由してマイエンフェルトに戻る行程になる。
【草原コース】赤と青の後にできたコース。
⇒こちらもアルムおんじの山小屋へ。(所要時間:約3時間)
ハイジの泉
ハイキングコース【赤の道】にある、小さな泉。ハイジとヤギのユキちゃんが顔を覗かせている可愛らしいものです。
ヨハンナ・シュピリを記念して、地元の子供たちの募金活動で1953年に造られました。
(Photo By Waymarking)
ハイジハウス(ハイジ村-heididorf)
ハイジ村にあるハイジハウスは、丘の上のホテル・ハイジホフから徒歩で10分足らず。
ハイジが冬の間に暮らしていた家を再現したハイジ博物館です。ハイジの時代に使われていた道具などが置かれ、ハイジの暮らしを再現しています。
家のそばにあるギフトショップ・ドルフラーダ(Dolflada)では、飲み物やお土産が売られています。ハイジの家の入場券もここで購入します。
家の中には、物語に出てきたような食堂や納屋、ハイジの寝室などがあり、ハイジやペーター、おじいさんの人形が出迎えてくれます。
家の周辺でヤギや羊と触れ合えたり、ここの郵便局からオリジナルスタンプを押して手紙を出すこともできます。
(photo by wikimedia,johl)
アルムおんじの山小屋(ハイジヒュッテ)
ハイジ村からおよそ2時間、標高1,111m。
アルムの山のモデルとなったオクセンベルク(通称ハイジアルプ)の山頂近くに、アルムおんじの山小屋があります。
ハイジが夏の間を過ごした家、アニメで見たのとよく似ていますね。
こちらはカフェになっていて、軽食や飲み物を頼むことができ、山の上からの素晴らしい眺めと一緒に味わえます。
名物は山小屋コーヒー。ハイジのようにチーズとパンをかじってみたり、登山で疲れた体にビールを流し込むのも最高でしょう。トイレも完備されています。
日本のハイジ!
ヨ~ロレイヒ~♪たび丼ですたい!ハイジに会えるハイキングコース、楽しそうったいね!おいどんも一生懸命、登ってみるばい!ばってん、歩くの疲れちゃった~って方はシャトルバスがあるばい。車体には日本アニメ版ハイジの絵が描かれてるばい!ハイジホフ~マイエンフェルト駅を有料で循環しているっちゃんね。
途中、ハイジの泉で停車もしてくれるばい。(Photo By wikimedia)
エリア | スイス グラウビュンデン州 |
交通例 | 成田⇒チューリッヒ【約13時間】⇒マイエンフェルト【国鉄 / 約70分】 |
言語 | ドイツ語・フランス語他 |
通貨 | スイスフラン |
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