ツバル

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(Photo By mrlins)
オセアニアには沢山のリゾート地があります。フィジーから北へ2時間半ほど飛んだところに有るツバルもその一つです。リゾート地はどこかの国の植民地である事が多いですが、ツバルは1つの国家として独立しています。

ツバルはモナコ公国に次ぐミニ国家で国民も1万人ほどしかいません。広さで言うと品川区とほぼ同等の広さになります。この1万人の未来がとある問題によって脅かされています。

沈む国・・・

こにちは!たび丼ですたい!
ツバルの深刻な問題は結構有名な話っちゃんね。ツバルという島は実は9つの珊瑚礁で出来ているばい。(※ツバルの名自体は8つの島という意味)その為、海抜2~5メートルほどしかなく、温暖化により海面が上がっている昨今、「海に沈む恐れのある国」として問題視されてるたい・・・かといってツバルにはこの問題に対応できる資金を集められるような資源が取れる国でもなく・・・この資金を得ようと、国ごとに割り当てられるインターネットのドメイン(日本なら.jp)でもある「.tv」をカナダの会社に70億で売ってしまったほど。世界中でも温暖化の実害例として問題視されている国たいね・・
(Photo By leighblackall)

原因は温暖化だけなのか!?

ツバルは孤立したオセアニアの島国で、珊瑚礁で出来た島。美しい海と綺麗な魚達と優雅なひと時を・・・と言いたい所ですが、場所によっては泳ぐ事はオススメできませんし、美しい海を見れるかどうか分かりません。

ツバルは温暖化が原因で沈み行く島、と世界で報道されています。また、幾度に渡る水爆実験での珊瑚の破壊や米軍基地設立等も拍車をかけているとの声もあります。

大量のゴミ問題

現金収入を求めて離島から本島であるフォンガファレ島には人口が急増し、さらに自給自足から輸入への依存が強くなっています。

それに伴うゴミ問題が侵食の拍車をかけています。人や家畜の糞尿も含め、ゴミが海に捨てられています。(写真・クリックで拡大可能です)
(Photo By mrlins)

これにはゴミを問題視しないツバルの政府にも問題があるとの声も聞きます。島が沈んでしまう問題と共に、こちらも深刻な現状です。こういった理由から、リゾート地としてではなく、研究対象、取材等で訪れる方が殆どで、旅行者はあまりいません。

旅行で行くなら離島に行こう

離島は人が少なく海も極めて美しい色合いを見せてくれます。ゴミ問題は首都フナフチへの人口が集中して起こっている事ですのでツバル全体がゴミだらけというわけではありません。

ただし、観光地として開発されている所ではないので、飛行機等も設備もありません。船で移動するのと、珊瑚礁が多い為、途中で小船に乗り換える等もあって、それなりに時間に余裕のある方でないと難しいかと思いますが、その時間を取ってでも見る価値の有る島ばかりです。

TUVALU: Nanumea Atoll , Tuvalu : Amazing Planet

ツバルは9つの島からなります。首都フナフチ、最北に有るナヌメア、ニウタオ、小島の連なりで出来ているヌイ、ナヌマンガ、ツバル唯一の学校の有るバイツプ、フナフチに最も近いヌクフェタウ、人口100人ほどのニウラキタ、そして、オススメの離島ヌクラエラエ。

ヌクラエラエは「砂の島」という意味で、細長く白い砂浜だけが広がる天国のような場所です。

もう一つの大きな障害

更に一つの大きな障害として、ツバルへ行く飛行機は現段階ではフィジーからしか出ておらず、フィジーからも週2本程度。さらに日本からフィジーへの直行便もありません。さらにさらに、この2本もトラブルが少なくなく、飛ばない日もあるのだとか。

日本からツバルに行くにはかなり余裕のあるスケジュールが必要となります。まずはフィジーへ。もしタイミングがあるようなら検討してみてください

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