(Photo By Rafa http://www.micamara.es)
アフリカ大陸西部に位置するマリ共和国。世界遺産に登録された泥で出来た街、ジェンネ旧市街の遺跡はここにあります。
紀元前3世紀頃に人が住んでいた形跡があるとの事ですが、紀元前3世紀前といえば日本では古墳が作られていたあたり。何となく歴史を感じますね。
ジェンネはバニ川付近にある、交易の盛んな街だったみたいです。川の近くにあった街だからなのか、ジェンネとは「水の精霊」を意味する言葉だそう。
泥で出来た大モスクのクオリティが凄い
やぁやぁ、たび丼ですたい!ジェンネ旧市街、凄かばいね~。特に下の写真、大モスクって言うんだけど、このクオリティが凄すぎばい!このモスクはジェンネを治めていた人がイスラム教に改宗した為、元々あった宮殿を壊して、このモスクが建てられたって訳。なんと1000人もの人を収容できるぞ!
独特な形状の建築物は世界でも注目の的たいね!因みに、泥で出来ているんだけど、なぜ壊れないの?って疑問があるけど、単純な話で、泥は外塗りとして利用していてシッカリと柱がある、というのと、住民が分担して定期的に改修してるとばい!協力って大事っちゃね~。
(Photo By Rafa http://www.micamara.es)
建築物のファサードは何を意味するのか
ファサードとは建築物の正面を意味する建築用語です。ジェンネ遺跡の建築物にある独特なファサード(左写真・クリックで拡大します)は家族構成を意味しているそうです。
因みに、開いている穴が子供の数。泥だから家族が増えても簡単に変えられたのかもしれませんね。
概観はモロッコ風ですが、素材が泥というだけでここまで雰囲気が違うものになるというのも面白いですよね。これらの建築物は世界遺産にも登録されているのですが、徐々にセメント化しているそうです。
この状態を保つように義務付けられているのですが時代には適わないのでしょうかね・・・見ておくなら今のうちかもしれません。
(Photo By qiv)
年に一度のイベント・モスクの化粧直し
こにちは!たびっこだよ~!ジェンネでは年に一度、大モスクを住民総出で化粧直しをするイベントがあるんだよ!かなり大変な作業だけど、アフリカのエネルギーも感じる事が出来る素敵なイベントなんだ。泥を運び、乾かしてレンガにし、積み重ね、またその上に泥を上塗りする作業。とっても大変だけど、ジェンネにとって、泥は他にも生活に欠かせない、重要な道具でもある。この化粧直しもその一つ。この日にあわせてマリ旅行するのも素敵かも~。
(Photo By Rafa http://www.micamara.es)
マリへの渡航について
マリは現在(2019/07)、IS暗躍及びマリ政府の統治が及ばず、大半のエリアに退避勧告が出ています。一応かろうじて首都パマコは渡航中止勧告にとどまっている状態です。どうしても行く場合はアフリカルートならエチオピア経由、ヨーロッパ経由ならフランス経由が一般的です。一応パリからはエールフランス便が毎日出ているそうです。旅行代理店のリンクはアフリカルートになっていますがフランス経由も検討してください。
エリア | マリ共和国 ジェンネ |
交通例 | 成田⇒バンコク【経由】マリ共和国⇒ |
言語 | フランス語 |
通貨 | マリ・セイファーフラン |
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