キャベンディッシュ(PEI)

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(Photo wikimedia, Smudge 9000, cphoffman42)

カナダ東海岸セントローレンス湾に浮かぶプリンスエドワード島(略称PEI)

L・Mモンゴメリの小説「赤毛のアン」で有名なこの美しい島の中でも、キャベンディッシュはモンゴメリが暮らした土地で、物語でアンが暮らすアボンリー村もここからイメージされました。

モンゴメリが「キャベンディッシュで過ごした年月がなかったら『赤毛のアン』は書かれなかったでしょう」と語っていたというこの地区には、アンやモンゴメリゆかりの場所が沢山あります。

シャーロットタウンから北へ車で約45分グリーンゲイブルズ・ハウスグリーンゲイブルズ郵便局モンゴメリの生家や墓など見所いっぱいの人気エリアです。アンの世界をたっぷり堪能できますよ!

夏の間はシャーロットタウンからシャトルバスも運行。現地では自転車をレンタルするのも便利ですね。

それではまずメインスポットから、たび丼くんに紹介してもらいましょう。

グリーンゲイブルズ・ハウス



Hello!たび丼ですばい!
まずはここ、キャベンディッシュ最大の見所のひとつ、赤毛のアンの物語の舞台となった「緑の切妻屋根」の家ばい。アンやマシュー、マリラの部屋など、物語の世界を見事に再現!部屋には登場人物たちの小物などもさりげなく添えられて、今にも彼らが姿を見せてくれそうな気持ちになるっちゃんね。19世紀アンの時代を思わせる家具や調度品もあって、アンのファンのみならず興味深いスポットですばい。お土産には、ギフトショップでアンや島にちなんだグッズを買うことができるったい。この家は、もともとモンゴメリの親戚が住んでいたもの。マシューとマリラのような老兄弟で、モンゴメリのいとこマートルを引き取って暮らしてたばい。モンゴメリもよく遊びに来たんだとか。そんな少女時代の思い出からもアンの物語は生まれたばいね~。
(Photo By By Smudge 9000, Seyemon)
【リンク】
Green Gables Heritage Place(グリーン・ゲイブルズ・ハウス)(英語)

森を歩こう

こにちは!たびっこです♪
グリーンゲイブルズ・ハウスを見学したら、さらにアンの物語を散歩しよう!ハウスの裏手に、赤毛のアンに出てくる「恋人の小径」があるよ~。ゆるやかな傾斜とこの島の特徴的な赤土の小道。その両脇には、木々がアーチのように茂っていて、ひっそりと雰囲気満点♪たびっこも、アンみたいに妄想にふけりながら歩いちゃうよ…むふふ。それから、ハウスの正面には「お化けの森」も広がってるよ!木々がうっそうと茂る薄暗い森は、本当にお化けがでてきそう…?モンゴメリが子供のころ、実際に遊んでいた森なんだって!気分はすっかりアン♪緑いっぱい、お天気がいい日の散策にもってこいのエリアだね。
(Photo By cphoffman42)

グリーンゲイブルズ郵便局


グリーンゲイブルズ・ハウスの近くに、作者モンゴメリが勤めていた郵便局があります。

モンゴメリの祖父母の家の郵便局を再現したもの。彼女はここで郵便業務を3年ほど手伝いながら原稿を書いていたそうです。

内部は、モンゴメリが働いていた当時の様子が見られます。古いレターケースやスタンプ台、インクの瓶など、アンティークな品々が置かれてあって、ノスタルジックな博物館になっています。

また、「赤毛のアン」の出版が決まった1908年当時の日記もこちらで公開。

夏には本当の郵便局として開かれ、グリーンゲイブルズスタンプを押した手紙を出せるのも記念になりますね。(Photo By zmh)

グリーンゲイブルズ博物館


パークコーナーにあるモンゴメリの叔母さんの家で、遺品や当時の家具などを展示。当時の息吹を感じられる博物館になっています。

「銀の森屋敷(シルバーブッシュ)」とも呼ばれ、モンゴメリはこの家が大好きでよく訪れていたと言われています。1911年、この家でユーアン・マクドナルド牧師との結婚式も挙げました。こちらでは実際に結婚式も挙られ、カップルに人気です。

ティールームのテラスでアフタヌーンティや、ギフトショップでのショッピングも楽しめます。そして、広い敷地内にはあの「輝く湖水」があり、その他付近一帯を周るマシューの馬車乗りもオススメです。
(Photo By Smudge 9000)

モンゴメリの生涯を訪ねる


アンの故郷であるこの地域には、モンゴメリの生家住居跡地お墓もあります。

1874年11月30日にモンゴメリが生まれ、祖父母に引き取られる1年9ヶ月を過ごした生家には、当時を再現したものが展示

モンゴメリ自作のキルトやスクラップブック、彼女が着たウェディングドレスのレプリカなどが見られます。

モンゴメリが祖父母と暮らしていた住居跡には、家が取り壊された今では家の土台と井戸だけが残されています。

母の死後、モンゴメリが1歳半から結婚するまでの30数年間をを過ごしたこの家で、赤毛のアンも書かれました。

また、1942年4月24日トロント郊外で亡くなったモンゴメリの墓も、彼女が愛したこの地に。グリーン・ゲイブルズを見下ろす美しいキャベンディッシュ共同墓地に、夫のユーアン・マクドナルド牧師と共に眠っています。

(Photo By wikipedia,cphoffman42, Loimere)

アンのほかにも!ひろがる美景



アンやモンゴメリゆかりの地でいっぱいのキャベンディッシュ。
たっぷりアンの気分に浸れるところばいね~。ばってん!ほかにもまだ素敵スポットがいっぱいですばい。キャベンディッシュから車で15分ほどのところにあるフレンチリバーからの景色は、絶好の撮影ポイント!入り江に建ち並ぶカラフルな漁師小屋や、緑の畑と赤い土のコントラストがとっても綺麗ばい。
北海岸にぽつんと佇むケープトライオンの灯台、そこからの雄大な眺めも見ミモノ!PEIらしい赤土の断崖とビーチには、夏になると海水浴を楽しむ人々で賑わうっちゃんね。そのほか、かつて島を走っていた鉄道の面影を残すケンジントン駅舎(アンが島に到着した駅のモデルとも)、アンのアヴォンリー村のイメージで作られた歴史村アボンリー・ビレッジなどなど。うーん、ドライブがてら色々見てまわりたいばい!
(Photo By Smudge 9000, wikipedia)

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プリンスエドワード島-シャーロットタウン
 ∟空港やホテル、ショップ、歴史的建物など観光施設が揃う島の中心地

エリア

カナダ プリンスエドワードアイランド州

交通例

成田⇒トロント⇒シャーロットタウン⇒キャベンディッシュ

言語

英語

通貨

カナダドル

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指さし会話帳 カナダ
劇場版『赤毛のアン』

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