タスマニア島

オーストラリア
Photo by CucombreLibre
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(Photo by CucombreLibre)
オーストラリアにはいくつもの州がありますが、中でも離島且つ1つの州を成す、「世界で最もピュアな島」があります。

それがタスマニア州のタスマニア島。オーストラリアの南に位置する島ですが、面積は広く、北海道の面積の8割ほどの広さがあります。

日本でも昔、タスマニア物語をきっかけに旅行先として大ブレイクしましたので認知度はかなり高い印象です。

大自然がそのまま多く残るタスマニアの中心部は山などの高地があるので海に向けて川が流れており、この流れを利用した水力発電がタ町のインフラとなっています。

タスマニアに行く前にどちらの町に行くか決めよう

多くの時間が取れる場合は考える必要はありませんが、多くの場合は旅程があり、時間が限られていると思います。

タスマニアは見どころが多いですが、土地も広いので拠点を決め打ちする必要があります。

基本的には州都のホバートローンセストンかの選択に迫られます。ホバートからしか行けないツアー、ローンセストンからしか行けないツアーなどがあるので事前にチェックしておくとよさそうです。

ただし、広いと言っても北海道と同程度なので移動できないほど長距離ではありません。数日宿泊できるならアクセスの良いホバートからローセンストンも視野に入れたスケジュールも可能です。

ホバートを拠点にする

グッデイメイト!たびどんですたい!
たびどんはホバート派!タスマニアは離島だけど、ここホバートはオーストラリアでもシドニーに次いで2番目に古い、歴史のある町たいね!初めてのタスマニアでもたっぷり楽しめるツアーが満載っちゃんね!背中にそびえるウエリントン山、世界遺産のポートアーサーやワイングラスベイ、ブルーニー島へのアクセスも良く、毎週土曜日に開催されるサラマンカマーケットにはタスマニアの良いとこが全て詰まってるっちゃんね!

ウエリントン山でトレッキング

標高1272mのウエリントン山はホバートの背後にそびえます。車での登頂も可能ながら見渡す景色は絶景とあって観光客はもちろん、地元の住民にも愛されるスポットです。

1時間以内の短時間コースから半日ほどかかる本格コースなどトレッキングも人気。ロッククライミングやマウンテンバイクコースなどアクテビティを存分に楽しむ事が出来ます。

ホバートからは車で30分ほど。レンタカーやタクシーを使うと良いでしょう。タワーのようにそびえ立つ展望台は必見。

山にショップやカフェ等は無いので長時間滞在するなら食糧を、夜は冷えるので上着を用意してください。

オーストラリアの囚人遺跡群・世界遺産ポートアーサー


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かつて国内最大の流刑植民地だったタスマニア。ポートアーサーにはその囚人収容施設がありました。

現在は世界遺産として登録され、オーストラリア史を語る上で重要な施設となっています。

また、ポートアーサーは日本でも大きく報じられた1996年のオーストラリア史上最大の乱射事件、ポートアーサー事件の現場でもあります。

当時、タスマニア物語で日本人に人気の観光地となったタスマニア。そこで事件は起きてしまったばい・・犯人のマーティン・ブライトはタールトン通り付近のカフェに座り、こう言ったばい。「今日は白人ばかりだな」と。普段は日本人で溢れかえっていたばってん、この日はたまたま白人が多かったようたい。マーティンは祝辞を終えた後、バッグからアサルトライフルを取り出し、周囲の客や店員に無差別に発砲、その後車で人質を取って逃走、結局死者35人、負傷者15人を出してしまったちゃんね。この人数は個人での殺害人数としては世界でも3位。オーストラリアでの銃規制の発端となった大事件だったばい。同期は未だに不明だけど・・発言から想像すると日本人を狙った犯行にも見えるちゃんね・・

基本的にオーストラリアは治安の良い国だっただけに世界中が驚いた事件でした

ワイングラスベイの美しい浜辺でのんびり

ワイングラスベイは、その名の通り、ワイングラスのような美しい湾曲を作るビーチです。

ホバートとローセンストンの間辺りに位置するのでどちらからでも同程度の時間でアクセス可能です。車で2時間程度。

フレシネ国立公園の中にあり、オーストラリアでも上位にくるほど人気のビーチです。自然を満喫したい方はこちらでゆっくり過ごすのもオススメ。

ブルーニー島


unsplash-logoTamara Thurman
ブルーニー島は離島であるタスマニアのさらに離島にあたる島。ホバートから車で30分ほどでケタリングに。ここから定期便が出ています。

手つかずの自然やウォンバット、ワラビー、フェアリーペンギンなど多くの野生動物が生息、トレッキングやカヤック、サーフィン、釣りなどなどアクティビティを存分に楽しめるスポットです。

コテージやロッジ、キャンプ場などで宿泊する事も出来ます。ブルーニー島の食事は特に絶品と評判です。

サラマンカマーケットだけは外せない!

毎週土曜日はホバート港でサラマンカマーケットが開催されます。朝から昼過ぎくらいまでに、600mもの通りに出店が立ち並びタスマニアの物産やシーフード、土産物などが一気に放出されます。

タスマニアの全てがこのマーケットに詰まっていると言ってもいいくらい。タスマニアに来たら絶対に見たい催しです。

昼過ぎまでは開催されていますが、終わる間際にはすでに閉めてしまっている店も少なくないので出来れば朝から観光したい所です。

世界遺産マウントフィールド国立公園で大自然を満喫!

オーストラリアと言えば大自然、特にタスマニアは、その面積の20%が原生地域として残る貴重な島です。

こんな自然の残る島で自然を楽しまないのはもったいない!タスマニアにはいくつもの国立公園があり、多くは世界遺産に登録されています(複合遺産として複数の公園をまとめて世界遺産とされている)。

その中でも人気の公園がマウントフィールド国立公園。ラッセル滝やドブソン湖、樹高100mもある巨木スワンプ・ガムなど、これでもかというくらい自然を満喫できるスポットです。

オーストラリアで冒険気分を味わいたいならマウントフィールドは外せません。

ローセンストンを拠点にする

こにちは!たびっこだよ!
たびどんはホバート派なんだね。わたしはローセンストン派!タスマニアの主要都市はホバートだけど、クレイドルマウンテンに行くなら絶対にローセンストンにいた方が楽だし、ワイングラスベイやベイオブファイヤーへのアクセスも悪くないんだー。日曜にはマーケットも開催されるよ。町も綺麗で可愛いし、女の子なら好きになる町だと思うな☆ のんびり過ごしたいならローセンストンも検討してみて♪

世界遺産・クレイドルマウンテン国立公園


unsplash-logoRoxanne Desgagnés
クレイドルマウンテン国立公園は世界遺産の一つで、タスマニア島の北部にあります。

正式にはクレイドル山=セント・クレア湖国立公園と、2つの公園を1つにまとめて称されます。面積は東京23区の3倍と非常に広大。

公園とは思えないほどの広さに原生の自然が広がっています。自然を満喫したい、という欲求は必ず満たされると思います。

入園は有料です。ビジターセンターでチケットを購入して入園する必要があります。チケットが無い場合は罰金を取られる可能性があるので必ず購入してください。

まるで異世界!?ベイオブファイヤー

ベイオブファイヤーはこの世のものとは思えない光景を目にする事が出来ます。

赤くコケむしたような不思議な石が広がるその光景は世界広しといえど、ここでしかみられません。

それもそのはず、この光景は自然であって自然ではなく、過去にアボリジニが焚火をした痕なんです

ミステリアスで美しいこのビーチは広大で無数の美しいビーチを持つオーストラリアでも毎年上位にランクインしています。

日曜日はローンセストン・エスクマーケットへ

ローンセストン・エスクマーケットは、毎週日曜日に、北エスク川沿いで催される地元民向けのマーケットです

ホバートのマーケットとは少し毛色が違って、規模はやや小さめですが、フレッシュな野菜やフルーツ、ガーデニンググッズ、おもちゃやアンティークなど、地元のフリマという印象で、地元の人の生活を垣間見ることが出来ます。

地元の文化に触れるのも旅の醍醐味。きっと楽しめると思います♪

刺激を求めて・ペニー・ロイヤル・アドベンチャー


大自然を十分に満喫したら、今度は遊びながらタスマニアの歴史に触れてみては如何でしょうか。

ペニー・ロイヤル・アドベンチャーはローセンストンの市街地からちょっと離れたジグ・ザグ保護区域付近にあるテーマパークです

製粉所、火薬工場、風車など、ローンセストンの歴史にちなんだ建物と、その施設を使ったさまざまなアクティビティが地元の人にも観光客にも人気です。

入場自体は無料、施設ごとに利用料を払うシステムなので雰囲気を楽しみたいだけ、食事だけという楽しみ方も出来ます。

行きたい現地ツアーを探して街を決めるのもアリ

どうしても決められない場合は、例えば現地ツアーを探して行きたいツアーがある方を選ぶ、という方法もあります。

または、自分の好きな事、やりたいことをイメージして、そこおから探すなども良いかもしれませんね。

何でもかんでも時間の許す限り詰め込みたいならホバート、自然や動物に触れながらゆっくり過ごしたい、という方はローセンストンを選ぶ傾向にあります。

いずれにしても誰が来ても何を望んでも間違いなく満足させてくれる、それがタスマニアの魅力です!

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