プラハ歴史地区

チェコ
(Photo by Dmitry Goykolov)
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40代以上の方ならチェコスロバキアという名をご存知の方も多いと思います。現在はチェコとスロバキアは1992年より別の国家となりました。

今回ご紹介するのはチェコの首都プラハ。チェコ最大の都市であり、街全体が世界遺産として登録されています。

世界中の旅人が魔法の都市や黄金の街、百塔の町と呼ばれるこのプラハに魅了されるそうです。

世界で最も美しい街と称賛されるこのプラハ、いったいどんな街なのでしょうか?

プラハ歴史地区ってどんな街?

アホイ!たびどんですたい!
プラハ歴史地区はチェコの首都が丸々世界遺産に登録されてる、年間4500万人以上の観光客が訪れる世界的な観光都市ばい!11世紀から18世紀にかけて作られた様々な時代の、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、アールヌーヴォーなどの建築様式を見る事が出来る、まさに歴史的なエリア。中世の面影を色濃く残している、石畳の通りや尖塔が多く見られるので日本人にとっては特に別世界を感じる事が出来る街っちゃんね。世界一周などしてる旅の達人に聞いても、今まで一番良かった街は?と聞くと、高確率で上がるほど。治安も良く物価も割と安く、飽きの来ない街、それがプラハという街ですたい!

以下は特に見どころとされる場所です。参考にしていただければ幸いです。

プラハ城

(Photo by Florian van Duyn)

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プラハ城はプラハのシンボルともなっています。フラチャヌィの丘の頂上にあり、大統領府のある場所でもあります。

世界でも最も大きい城の一つで、ギネスブックでは「最も古くて大きい城」とされています。10世紀には既にこの大きさにありました。

城壁に囲まれた広い敷地内には旧王宮や教会、宮殿、修道院、博物館や美術館、カフェなどもある城下町となっており、観光客にも人気です。

城内は見学可能、3つのコースがあり、それぞれ料金が異なりますが、だいたい1000~1500円程度(250~350コルナ)です。

特に外せないのは聖ヴィート大聖堂。城内にそびえ立つ荘厳な大聖堂は外観もさることながら内観も素晴らしい造り。日本でも人気のミュシャが手掛けた美しいステンドグラスは必見です。

カレル橋

カレル橋は、プラハ市内を流れるヴルタヴァ川に架かる、プラハで最も古く、ヨーロッパでも最古の大きな橋です。第1作目のミッション・インポッシブルにも使われました。

地下鉄A線のスタロムニェスツカー駅から徒歩5分ほどとアクセスも良いのでぜひ立ち寄りたいスポットです。

見事なゴシック様式に見ほれる観光客は数多。過去には交通料を取っていたため、橋塔が建っているのですが、これも見事なゴシック様式。こちらは有料ですが登る事も出来ます。

橋には歴史的な人物やキリスト教に関わる人物の彫刻が添えられており、さながら青空美術館を楽しむ事も出来ます。

クレメンティヌム

クレメンティヌムはカレル橋付近にある、16~18世紀に建設されたヨーロッパ最大規模の複合建築施設です。

以前より行われていた天文観測の為の天文塔に上ってプラハの街を一望したり、天井のフレスコ画のすばらしさや全体の別世界感を味わえる美しいバロック図書館、夜には鏡の間でコンサートが行われたりと、ここ1か所だけでかなりの時間を楽しめるスポットとなっています。

後述しますが、同じく素晴らしい内装の図書館を有するストラホフ修道院もあるので時間がある方はぜひ見比べてみてください。どちらもため息が出るような美しさです。

旧市庁舎

芸術的な天文時計が旧市街広場のシンボルともなっている旧市庁舎。こちらもゴシック様式の素晴らしい造りをしています。

ここは1時間ごとに人だかりができるのですが、その理由に9時から21時までの間に一時間おきに出てくるからくりを見る為です。

定刻になると死神が鐘を鳴らし、12使徒が登場、鶏が鳴って退場するまで数分、ものすごく派手ではないものの多くの観光客が釘付けに。

また、舎内も見学する事が出来ます。こちらは有料でツアーに参加する必要があります。

プラハの歴史的建造物で唯一、エレベーターが設置されてるので体が不自由な方やお子様連れの方でも安心して見学できます。

時計を見上げる人が多い事を狙ったスリが多く報告されています。時計を見上げる時は特に貴重品に注意してください。

旧市街広場

プラハの中心的スポット、旧市街広場。ここから様々な観光スポットに向かう事が多く、ヴァーツラフ広場と並んで観光拠点とされる場所の一つです。

拠点だけでなく、旧市街広場ではロマネスクやゴシック、バロック、ロココ、ルネサンスなどなど様々な時代の建築様式が混在する場所でもあります。

これほど混在したエリアは世界でもほとんどない、大変珍しいケース。拠点ですら観光エリアになるのもプラハが世界的観光都市である事に納得がいく点ですね。

冬にはクリスマスマーケットが開催されるので冬に行くなら特に外せないスポットです。

ヴァーツラフ広場

ヴァーツラフ広場はプラハのシャンゼリゼ通りとも言われる、プラハに住む若者に愛されているスポットです。

全長750mもの長さ故、広場というより大通りという印象を持つ方もいるかもしれません。

長く続く広場の両サイドにはレストランやカフェ、ショップ、映画館や美術館などが連なり、観光客は勿論、プラハ住民にも人気の繁華街となっています。

アールヌーヴォー様式建築物なども立ち並んでおり、見ても楽しめるスポットです。

国立博物館やミュシャ美術館もこの広場周辺にあるので合わせてスケジュールを組まれてみては。

ストラホフ修道院

ストラホフ修道院は1143年に創設され、現在も現役の長い歴史のある修道院です。

ここが観光客に人気なのは内装の素晴らしい図書館があるためです。

ポルトガルのポルト歴史地区にあるレロ書店に勝るとも劣らない、「世界で最も美しい図書館」の一つ。

入ってすぐにある「哲学の間」ではフレスコの天井画に圧倒される事でしょう。

ストラホフ修道院はプラハ城から徒歩で15分ほどの場所にあるのでプラハ城のついでに訪れると効率的です。

レストランも併設されていますのでプラハ城、修道院と続けて観光しても休憩できる点も大きな魅力の一つです。

素晴らしい内観ですが、写真撮影は有料なのでご注意を。

ハヴェル市場

(Photo by Jan Starec)


(Photo by Jan Starecハヴェル市場は新鮮な野菜やフルーツ、プラハのお土産屋などが所狭しと連なる地元住民も使う市場です。

800年の歴史を持つ青空マーケットで、街歩き好きには絶対外せないスポットです。

プラハの可愛い東欧雑貨も沢山あります。お土産探しならハヴェル市場に来れば間違いありません

市場は平日のみなのでスケジュールにご注意ください。

街全体がお薦めスポット

いろいろとオススメの観光スポットをご紹介してきましたが、他にもプラハには多くの観光エリアが存在します。

モーツァルトが以前滞在していた邸宅で現在は博物館になっているベルトラムカや、ユダヤ人が今も住み続けるヨゼフォフ区域、チェコの伝統的な人形劇を楽しめて、お土産にもなっているマリオネットを楽しめる国立マリオネット劇場などなど時間がいくらあっても足りないのがプラハです。

もしあまり時間が取れない場合は、無理して短時間で多数回るよりも、ある程度厳選してスケジュールを組む方が楽しめると思います。

世界中の観光客が魅了される超観光都市、プラハ。ぜひ楽しんでくださいね♪

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プラハ歴史地区の詳細

エリア

チェコ 首都プラハ

交通例

成田⇒ワルシャワ空港⇒プラハ

言語

チェコ語

通貨

コルナ

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