イタリアのベネチア(ヴェネチア)は、「水の都」とうたわれ世界で人気の観光名所。
2月になると、その水辺にさらに多くの観光客で賑わいます。世界三大カーニバルのひとつ、年に一度の仮面カーニバルが行われる時期です。
仮装行列が通り過ぎ、中世の豪華なドレスや華やかな仮面を身につけた人々が街をねり歩き、街中が中世の幻想的な雰囲気に包まれます。
(Photo By Alaskan Dude,iz4aks)
仮面のカーニバル
カーニバル期間の2週間ほど、思い思いの衣装に身を包んだ人々が行き交い、仮面の店や仮装小物を売る土産屋などがいつにも増して立ち並び、大変賑わいます。
ベネチア独特の黒いマントや真っ白なマスク、ため息が出るような美しいドレスなどの本格的なコスチュームから、ユニークなものやちょっとしたものまで、仮装を楽しむ人たち。また、それを撮る人でいっぱい。
人気のある仮装者には人だかりができ、運河沿いでポーズをとったりと、カメラの前でなりきってくれます。
立ち話をする紳士たちや、ドレス姿の婦人たちがカフェでお茶をしているところなど、まるで中世の社交場に迷い込んだよう。そんな絵になる風景があちこちにひろがります。
期間中は大変混み合いますから、宿などの予約はお早めに。街ではスリにご注意くださいね!
(Photo By Alaskan Dude,Wacksonjackson)
カーニバルって?
ボンジョールノ!ベネチアのカーニバル、とっても楽しそうばいね~!カーニバルは日本語で「謝肉祭」。世界中で催されるお祭りで、キリスト教の四旬節という、肉を断食する期間の前に行われるったい。四旬節の間、日曜日以外は肉を食べることを禁じられていたから、その前に沢山ご馳走を用意して、食べたり踊ったりしてハメをはずそう!って習慣がカーニバルとなったばい。そして、長い冬を越えて春の訪れを喜ぶものったいね。おいどんは、どんな仮装して参加しようかな~。
(Photo By US Army Africa)
仮面カーニバルのはじまり
世界各地で行われる年中行事、カーニバル。ベネチアのカーニバルは、ブラジルのリオ、スイスのバーゼルと並んで世界三大カーニバルといわれているよね!
ベネチアのカーニバルでは仮面をつけるけど、そうすることで、お祭りの間は貴族も庶民も身分を超えて楽しもうって風習から始まったんだって。
いつもと違う自分に変身できるみたいで、なんだかワクワクするね!
(Photo By David Sifry)
仮装してみよう!
ベネチアのカーニバルのユニークな魅力のひとつは、誰でも参加できることです。
見るだけでなく、仮装をして自分達もカーニバルの一員になれる楽しみがあります。変装した観光客のファミリーや、時には着飾ったペットの犬まで見かけます。
日本から衣装を準備していっても良いですし、現地で仮面を買ったり、衣装をレンタルすることも可能です。仮面は違う時期でもお土産として売っていますのでなくて困る、という事にはなりにくいとは思います。が、売れてしまうので早めに用意しておくとよさそうですね。
街には貸衣装の店が沢山あり、帽子やマントなど、お好みのものを借りることができます。メイン会場のサン・マルコ広場やリアルト橋近くには貸衣装の出店も立つので、お手頃価格で仮面を借りられます。
この時期は冬になりますので、仮装の際には防寒対策を。水辺の夕方はとたんに冷え込みます。ドレスの下にカイロをしのばせてもいいかもしれませんね。
(Photo By iz4aks, anja_johnson)
お手軽!カーニバル・メイク
参加してみたいけど、衣装まで着るのはちょっと…なんて方にも、気軽に仮装気分を味わえるのがフェイス・ペインティング。サン・マルコ広場周辺では、カーニバル・メイクをしてくれる屋台がいっぱいあるばい。水性絵の具で、妖しげで華やかな模様を顔に描いてもらえるので、メイクだけでも仮面をつけたような雰囲気を楽しめるったい!おいどんも描いてもらおう~と思ったら、たびっこが「もうペイントしてあるじゃない!」って…このマル印は、ほっぺばい!ペインティングしてくれる人にお値段確認して、メイクアップ!ですばい。
(Photo By Alaskan Dude)
ギャラリー
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(Photo By anja_johnson,Yarden Sachs,iz4aks, Alaskan Dude,Alaskan Dude,US Army Africa)
エリア | イタリア |
交通例 | 成田⇒ミラノなど主要都市経由⇒ベネチア |
言語 | イタリア語 |
通貨 | ユーロ |
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