アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスは、南米屈指の美しい町として名高く、「南米のパリ」と言われています。
政治・経済・文化の中心地で、サッカーが盛んなことでも知られています。
有名なカミニートの街並みやタンゴ・ショーをはじめ、豪華なレコレータ墓地、世界三大劇場のひとつコロン劇場、ヨーロッパ風の豪華な建物が並ぶ5月広場など、見所も豊富なアルゼンチン最大の都市です。
(Photo By pit thompson,wikipedia)
カミニート
ブエノスアイレス観光といえば、最も有名なのが下町ボカ地区にあるカミニート。
ラ・プラタ川沿いの古い港町にある100mほどのこの小さな通りには、色とりどりにペイントされた家が立ち並んでいます。
また、ここはアルゼンチン・タンゴ発祥の地とされ、土産物屋やレストランと共にタンゴバーが並び、広場ではタンゴ・ダンサーが踊りを披露しています。
街のいたるところに絵が展示され、建物の壁にもタンゴのモチーフをはじめ様々な絵や装飾が描かれ、独特な雰囲気に溢れた観光名所になっています。
街そのものがまるで美術館のような通りは、この地に生まれた画家キンケラ・マルティンのアイデアによって作られたといわれています。
かつて貧困層が集まる荒廃した環境だったここを、少しでも明るくしようと家並みなど自らデザインし、生まれ変わったそうです。
(Photo By Rildo Moura,BrianMKA)
治安に注意!
オラ!たび丼ですたい!カラフルでとってもアートな小道ばいね~!こげな鮮やかな色に囲まれたら、歩いているだけで楽しくなりそうばい!ただし、中心から少し離れるとあまり治安が良くないので、うっとり歩き続けて近寄らないように、要注意ったい!
(Photo By CommandZed)
レコレータ墓地
レコレータ地区にあるレコレータ墓地は、カミニートと並んで有名なスポットです。
緑豊かで閑静な高級住宅街に佇む由緒あるこの墓地は、アルゼンチンで最も格式高く、エビータをはじめとしたアルゼンチンの著名人や貴族、歴代大統領のお墓があります。
地下室を持つ広さ3畳ほどの内部に、一族代々が眠っています。
豪華な彫刻や塔など、各々趣向を凝らした納骨堂がおよそ6400も並んでいます。もはや、お墓というより小さな豪邸の街ですね!
(Photo By Edgar Zuniga Jr.)
(Photo ByAndrew Currie,Kyle Lease, ornellaswouldgo, Christian Haugen)
ファーストレディ・エビータ
こにちは!たびっこです!レコレータの墓地、豪華だねー。お墓とは思えないセレブっぷりだよね。
ここに眠るかの有名なエビータさんは、貧しい少女時代を送り、その美貌を生かして女優になった後、ペロン大統領夫人になったんだよね。女性に選挙権を与えたり、貧困層の救済に力を尽くした彼女を、多くの国民が慕っていて、お墓には今でもお花が絶えないそうよ。1952年、33歳の若さで亡くなってしまった時には、数十万の市民が参列したんだって。エビータさんのドラマチックな人生は、ミュージカルや映画にもなっているよね。市内には、エビータさんの博物館もあるよ!
(Photo By wikipedia,jimmyharris)
コロン劇場
ブエノスアイレス中心部サン・ニコラス地区に、コロン劇場があります。
ミラノのスカラ座、パリのオペラ座と並んで、世界三大劇場と呼ばれるこの劇場は、1908年設立。
世界の一流アーティストが奏でるオーケストラやオペラを堪能できます。人気公演のチケット予約はお早めに!
また、昼間にはマチネーというお手頃な公演もあり、気軽に劇場の雰囲気を味わってみたい方にいいですね。
ガイド付き劇場ツアーもあり、正面玄関や黄金の間、ホール、ギャラリ-、付属博物館などを見学できます。
(Photo By Gobierno de la Ciudad de Buenos Aires)
館内撮影禁止!
コロン劇場内の写真撮影は禁止ったい。玄関付近だけOKなので、撮影には注意してね。
5月広場
サン・ニコラス地区のお隣、同じくブエノスアイレスの中心にあるモンセラート地区に5月広場があります。
1810年5月25日、スペイン支配からの独立を宣言した舞台、歴史的・政治的にも重要な場所となっていて、観光客も多く訪れる場所です。
この広場を、17〜18世紀頃に建てられたスペイン様式の建物が囲むように建っています。この方式はペルーのリマやクスコなどでも見られる形式です。
広場中心にそびえる5月の塔、その奥にあるピンク色の大統領府カサ・ロサーダ(ピンクの家)、そのそばに大聖堂、かつての市議会、サント・ドミンゴ教会など、周辺には町の象徴的な建物が並んでいます。
(Photo By superturtle)
ケチャップ強盗
多くの観光客が訪れる場所のため、広場ではこんな強盗が多発してるらしいばい。背後からそっとケチャップなどをかけ、服が汚れてるよと声をかけて、その隙に物を盗っていくというものばい。見知らぬ人に身に覚えのない服の汚れなどを指摘されたら、その場からすぐ去り、カフェなどに逃げ込もう!武器を持っている場合なんかもあるらしいので、そんな時は危険な抵抗をせず、おとなしくするばい。外国は日本と勝手が違うことも多いばい、安全対策に気を配って楽しい旅にしたいっちゃんね!
(Photo By féemaisquoi)
タンゴ・ショーを見よう!
やっぱりタンゴ!
ブエノスアイレスの町はいかがだったとね?魅力的なスポットがいっぱいっちゃんね!ばってん、忘れてならないのが、やっぱりタンゴばい!!ブエノスアイレスに来たら、ワインを片手にタンゴショー!といきたいばいね。
タンゴ鑑賞ができる店はタンゲリアと呼ばれ、観光客向けの大きなステージで行われるものから、いかにもタンゴっぽい!って感じのこじんまりとした酒場、地元の人が集まるマニアックなものまで色々あるったい。サン・テルモ地区にはバー・スール、エル・ビエホ・アルマセンなど、たくさんの老舗タンゲリアがあるばい。タンゴはディナーショーで見るのが一般的ばってん、カミニートなどでは昼間から手軽なショーを見られる店もあるったいよ。ディナーショーは大抵、夕食の後に始まるったい。夕食無しにすることもできるばい。旅行代理店からの予約やツアーがもっとも簡単で確実な方法。その他、ディスカウント・チケットの店では、ショーのチケットを買えたり、どこでタンゴを見ようか迷った時にもオススメばい。
(Photo By audrey_sel,yeric,Geoff Livingston)
骨董市も楽しいサン・テルモ地区
タンゲリアの多いサン・テルモ地区は、骨董市も楽しそうよ!毎週日曜に、ドレーゴ広場で開かれる骨董市(フェリア)では、骨董品だけでなく、洋服、革製品、本などなど色々なものが売られてるんだって!道端にはタンゴの踊り子やストリートミュージシャン、大道芸人なんかもいてとっても賑やか!名所観光にタンゴに骨董市…あ~ブエノスアイレスの旅は忙しくなりそう!
(Photo By Tran’s World Productions)
エリア | アルゼンチン ブエノスアイレス特別区 |
交通例 | 成田⇒ニューヨーク⇒サンパウロ⇒ブエノスアイレス |
言語 | スペイン語 |
通貨 | アルゼンチン・ペソ |
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